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講座の内容について


基本的に型稽古の会では、そのときその場で思いついたことを行っております。
が、今回から少し趣向を変えて、何回来ていただいてもその度にリラックスと
集中との両方が得られるような内容で展開してみようと思います。

講座内で紹介する内容は、いずれも一人(あるいはペアでも)できる
ものなので、覚えていただいて自宅などで自分で好きなときに行うことも
できると思います。

大きく分けて三つのパートで内容を構成することにしました。

1:からだに残っている緊張状態を沈静する

ふだんの生活の中で、つい常習的に使いすぎてしまう筋肉というのが、
それぞれあると思います。ある週は肩がこり、ある週は足がむくむ。
またある週は腰が痛い、などなど。それらをひもといていきます。

からだは伸展しすぎ(ストレッチがかかりすぎ)、収縮しすぎ(力こぶがはいりすぎ)が
混じった状態になっているわけです。

そこで、たとえばビニール袋を裏表反対返しにするように、その緊張状態を真逆の状態に
することができれば、からだの状態は楽になります。

一度その状態になっていただき、そこから圧をかけずに筋肉を柔らかく膨らませることで、
緊張状態を静めていきます。

2:からだの中で力が入りづらい場所を集中的に動かす

ある場所だけを常習的に使いすぎてしまうと、逆になかなか使えていない場所が生まれてしまいます。
筋肉の動きは対になっているので、ある部分が収縮しすぎていると、別のある部分は弛緩しすぎてしまう。
「1」で緊張状態が少し静まったら、今度は力が入りづらい場所を動きの中で見つけて、
そこと関連する特定の背骨に力を集めていきます。

通常の楷書体(ただ背骨を動かすというより、動きにくい場所から動き始める)でも良いのですが、
ちょっとしたいくつかの体操で、胸椎の上部、中部、下部のそれぞれに力を集めます。

3:からだ全体で動く

そのときその人ができる全体性を保って、動きたい方向に動く、ということです。
基本は草書体なのですが、一気に草書体の体操を出すというより、
じんわりじんわり芯に響かせるように、おこなっていきます。
自分勝手に好きなように動くというより、動きが出てくるまで少し待ってみて、全身で動く
仕方と通常の草書体を組み合わせておこないます。



【型稽古の会】
 6月6日(@築地)
 時間:18時20分開場~21時まで
 古流の型、体術的な考え方を通して、
 動きを整えていきます。
 

【平均化ワークス】 
 6月27日(@築地)
 時間:18時20分開場~21時まで
 高石宏輔さんとの共同開催。
 平均化訓練の型稽古、特に楷書体~草書体、
 道具を使った感情と動作の一致の訓練などの
 稽古を少人数にて、集注して深めていきます。

お申込み、ご質問などはswi_wushu@yahoo.co.jpまでお願いします。
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テンセグリティなど。

最近テンセグリティについてずっと考えている。
武術でもテンセグリティ、整体でもテンセグリティ、建築でもテンセグリティ、
宗教でもテンセグリティ。

目には見えないけど確実に働いている「力」あるいは「状態」に
どれくらい沿えるか。薄ぼんやりとだが、ここに道があるのだろうという
確信がある。

オカルトでも超科学でも何でもなく、あまりにも「それ」が普通に存在しているので、
かえって「そこにあること」が見えない。

かつて、黒船が日本にやってきたとき、日本人は「それ」が「黒船」だと
認識することができなかったそうだ。あまりにも想像を超えて大きく、かつ
いままで認識した(言語化された)ことがないものについては、
人はそれを認識することができない。

既に認識したものは、その状態以上に認識することはない(固定観念化、スルー化)。
未だ認識したことのないものは、認識することができない。

認識したことがある、と「思っている」ものの中にある、未だ認識できていないこと
を探していくことしか、できないのかもしれない。

先日、とある武術の会に出席させてもらって、生まれてはじめて、
「これがテンセグリティかもしれない…」と感じることができた瞬間があった。
まさに天と地がひっくりかえるような瞬間だった。
その瞬間、これまでやってきたことの意味が一瞬で逆転した。

しかしそこに至る道については、様々な先達たちによって、すでに目の前に
示されていた。が、振り返ってみるとまったく理解できていなかった。

なぜなら、それくらいあっけない、というか、あまりにもシンプルなこと
で、それが道であることに気づけなかったからだ。

もちろん、それもまた認識の一過程だし、このこともすぐにひっくり返るかもしれない。
それでも積み重ねつつ、変化しつつ、目の前にある流れに乗っていくことしか自分にはおそらく
できない。誰しもがそうだろうと思う。



・【型稽古の会
 5月16日、6月6日(@築地)
 時間:18時20分開場~21時まで
 古流の型などを通して、動きを整えていきます。
 気功ワークスなどでも中核的なエクササイズとなっている
 チーサオを解体して体験したり、平均化訓練の型稽古
 (楷書・行書・草書)、坐る稽古、立つ稽古もおこないます。

・【平均化ワークス】 
 5月30日、6月27日(@築地)
 時間:18時20分開場~21時まで
 高石宏輔さんとの共同開催。
 平均化訓練の型稽古、特に楷書体~草書体、
 道具を使った感情と動作の一致の訓練などの
 稽古を少人数にて、集注して深めていきます。

お申込み、ご質問などはswi_wushu@yahoo.co.jpまでお願いします。

草書体と記憶


先に平均化訓練における型稽古について短く紹介してみた。
今回はその中でも最も自由度が高く、また最も個人に限定されている
という一見矛盾するようにも思える稽古「草書体」について話してみたい。

平均化理論の稽古におけるベース(目的)は以下のようにとてもシンプルだ。

ひとの体にはよく使われている筋肉(運動に参加しやすい→しすぎる)と
あまり使われていない筋肉(運動に参加しづらい→完全に眠っている)があり、
あまり使われていない筋肉(それは「弱い筋(すじ)」と呼ばれる)を
働かせ、活性化することで、全身の筋肉があますことなく運動に参加できる
状態に至る=「運動の平均化」(全身の筋肉の緊張状態の平均化)を目指す、
というものである。

では、自分の中にある「弱い筋」をどのように見つけたらよいのか、
ということがこの訓練における最大の難所(?)でもあるのだが、
それは別の回で紹介することにしたい。

前回細かく触れることができなかった「草書体」というのは、
各人の中にそれぞれ潜んでいる「弱い筋」に集中的に負荷をかけていく
(働かせる)稽古ということになる。
それぞれの体は一人として同じ経験や体験をしてきていないし、
一人としてまったく同じ感受性をもつことはないので、それゆえ
そこに潜んでいる「弱い筋」はひとそれぞれでまったく違う。

草書体の状態になり「弱い筋」を積極的に働かせることで、
必然的に「強い筋」(働きすぎる筋)は弱まる。
そうして誰でも一時的に体内の緊張状態が一様になった、
平均化状態に至ることができる。

しかし、弱い筋を働かせるための「形」は一見あまりにも
歪で、あまりにも当人にとって慣れない状態のため、
最初のうちはそのまま動くことがかなり難しいものとなる。
実際に「こんな状態からでは動けない……」と思われることも
多々ある。

けれども、その中でもわずかに動ける箇所を探して、
弱い筋にかかる負荷をあまり変化させずに、
少しだけ体の形を変化させていくと、思っていたより
動けることに気がつく。

人のからだの動きは「思い込み」と一体となっているのだな
と自分でも驚くことがある。

そうして草書体の稽古を行っていくなかでは、それまで眠っていた
記憶や思いがふと立ち上がってくることもある(実体験として)。

未だ知られていない、しかし一番よく知っている
「自分」というものをゆっくりと明らかにしていくための方法として
草書体は極めて温かく環境を整えてくれる気がする。


【型稽古の会】
 11月4日(@築地)
 時間:18時20分開場~21時まで
 古流の型などを通して、動きを整えていきます。
 気功ワークスなどでも中核的なエクササイズとなっている
 チーサオを解体して体験したり、平均化訓練の型稽古
 (楷書・行書・草書)、坐る稽古、立つ稽古もおこないます。

【平均化ワークス】 
 11月25日(@築地)
 時間:18時20分開場~21時まで
 高石宏輔さんとの共同開催。
 平均化訓練の型稽古、特に楷書体~草書体、
 道具を使った感情と動作の一致の訓練などの
 稽古を少人数にて、集注して深めていきます。


・【気功ワークス】
 11月中旬(@赤坂)
 時間:18時半会場~22時まで
 カウンセラーの高石宏輔さんとの共同開催。
 伝統気功の基本功を中心に、心の動きと身体の動きを
 シンプルに一致させる方法をお伝えしていきます。
 平均化訓練の基礎稽古もご紹介します。 

 一回目の参加費は5000円、
 二回目以降の参加費は3000円に割り引きいたします。


ご連絡、お申込、ご質問等については各リンクから
またはswi_wushu@yahoo.co.jpにお願いいたします。





平均化訓練雑感 その1:型稽古とは何か


以下で表しているものは、あくまで平均化訓練が
一般に公開されてから自分が会に参加し、稽古を
重ねる中で感じたり考えたりしたことの範疇にあるので、
その点だけご留意いただきたい。


平均化訓練は基本的に「一人でどうやって稽古を進めていくか」という
ことが主題となっている。もちろん体操指導者がいたり、
相互に行う稽古もあるが、結局はいかに自分で稽古を進めていくかが
肝心になると思う。

というのは、平均化訓練の一つのテーマが「人とは何かを知る」
「自分とは何かを知る」という部分にあると考えているからで、
そこで一人稽古を通して自分自身の身体の状態(癖)を知り
(身体の状態を知るということは即ち心の状態(癖)を知るということでもある)、
状態を変化=平均化させていくということが訓練の目的にも
なると思う。

平均化訓練の場合、型稽古というのは、ある特定の方向性を持った「動き」を
通して行われる。
それは極シンプルなもので、特別な努力や頑張り、あるいは無理をする必要が
一切ない、純粋な「動き」を抽出したもの。
しかし、自らの身をその型に通した瞬間に、うまく通らない(滞り、ひっかかり、歪み)
部分が浮かびあがってくる。
「型」がよく見えない自分というものを見えるようにしてくれるのだ。

平均化訓練においては、型稽古は三つの段階(状態の違い)に分けられている。
1:楷書体(かいしょたい)
2:行書体(ぎょうしょたい)
3:草書体(そうしょたい)

それぞれ書道の書体のイメージから概念形成されたものであるが、
1:楷書体はかっちりきっちり、ある種対になっている身体の動き
 の方向性の「極」と「極」をはっきりと打ち出す稽古。
2:行書体は動きの流れのなかでの滞り、力のやり取りを流していく稽古。
3:草書体はその人その人ごとオーダーメイドな型稽古
(何がオーダーメイドなのかというと、その人の癖=使っていない弱い筋
を浮かび上がらせて働かせるという意味で、各人各様にしつらえられているという
こと。詳細は別記する予定)

この型稽古の意味、あるいは自分にとっての型稽古のあり方、
型稽古をどのように応用していくか、ということが稽古の理解であり、
平均化の状態が進んでいくと言えるのだろう。

型稽古は主に「背骨の運動」(背骨に力を入れる、背骨の運動と末端の運動を一致させるetc)
から構成されている。
「前・後」「左・右」「左捻り・右捻り」「上・下」という
背骨の8方向の動きの方向性を打ち出していく。

稽古を続けていくと、最初は漫然と背骨の全体を動かす感覚しか持てなかったものが、
しだいに少しずつそれぞれの動きの中で背骨の状態がわかるようになり、
またどこに滞りや動きの鈍りがあるかが見えるようになってくる。

そうして具体的な手応えを持って稽古を進めていけるのが型稽古の良いところ
だと思う。


【平均化ワークス】 
 10月23日(@築地)
 11月25日(@築地)
 時間:18時20分開場~21時まで
 高石宏輔さんとの共同開催。
 平均化訓練の型稽古、特に楷書体~草書体、
 道具を使った感情と動作の一致の訓練などの
 稽古を少人数にて、集注して深めていきます。


【気功ワークス】
 10月27日(@赤坂)
 時間:18時半会場~22時まで
 カウンセラーの高石宏輔さんとの共同開催。
 伝統気功の基本功を中心に、心の動きと身体の動きを
 シンプルに一致させる方法をお伝えしていきます。
 平均化訓練の基礎稽古もご紹介します。 

 一回目の参加費は5000円、
 二回目以降の参加費は3000円に割り引きいたします。


【型稽古の会】
 11月4日(@築地)
 時間:18時20分開場~21時まで
 [チーサオ特別講座]
 気功ワークスなどでも中核的なエクササイズとなっている
 チーサオを解体してお伝えします。
 
 平均化訓練の型稽古(楷書・行書・草書)、坐る稽古、
 立つ稽古もおこないます。


ご連絡、お申込、ご質問等については各リンクから
またはswi_wushu@yahoo.co.jpにお願いいたします。

書評『あなたは、なぜ、つながれないのか――ラポールと身体知』


とらえどころのない本なのかもしれない。

帯には宮台真司さんからの推薦文がある。
「本書は悩む人のために書かれたマニュアルではない」
では、何について書かれているのだろう。「ナンパ、催眠、カウンセリングの技術......」と
いかにもHow Toが紹介されているようなコピーがあるので、それらを期待して目次を開いても、
実用的なことが書かれている雰囲気はない。

せっかく目次を開いたのだから、プロローグでも読んでみようか......
と消極的な姿勢で文字を追い始めた途端、
人と人とが濃密に、あるいは表層的に、あるいは無愛想に、あるいは親しげに、関係し合い、
また断絶していく「街」の情景のなかに引きずり込まれる。
これは、普段特別に意識することはないが、都会の中で見慣れている光景だ。
そう思った瞬間に著者からの問いを突きつけられる。

「――人と接するということは、自分の内面を隠して、殻に閉じこもって、
虚勢をどれだけ張れるかを競い合うゲームでしかないのだろうか」

著者は、大学在学中から引きこもりやうつ、パニック障害に悩まされ、
心療内科をたらい回しにされ薬漬けにされた後に出会った一人のカウンセラーの言葉によって救われ、
カウンセラーを志す。しかし、ある時カウンセラーとして成り立つためには、
自分が最も苦手にしている相手に打ち勝つ必要があると思い至る。
それがクラブに集う野獣のような男女だった。彼らを超えるために、彼らを瞬間で惹きつける方法を
手に入れようとナンパ箱の喧噪、あるいは繁華街の雑踏の中に一人飛び込んでいった。

この本にはそうした体験の中で出会った人々によって気づかされたことが、数多く紹介されている。
道端で通りがかりの女性に化粧品を売る人。クラブでナンパしたイケイケな女の子。
スカウトマン時代の荒っぽいが鋭い上司。巧妙に隠した嘘を瞬時に見抜いた大企業の秘書。
彼らとすれ違い、語り、触れ合ったことが全体の濃度を密にしている。

本書を読んだ感想がネット上にもいくつか書かれている。
ある人は「この本は宗教だ」と語り、
またある人は「読むだけで気持ちが優しく、柔らかくなる」と語る。
第7章「騙すこと、依存させること」に詳しいが、
端的に、詐欺師が使う技術とセラピストが使う技術は同じものである。
技術それ自体は騙しも癒しもしない。騙す人がそれをどう使い、騙される人がどう騙されるか。
あるいは、癒す人がそれをどう使い、癒される人がどう癒されるか。
技術を解説する、ということはその両面について等しく語ることに他ならない。
その意味では完全な「マニュアル」でもある。

とはいえ、本書はある青年が過ごした日々を柔らかいタッチで描写していく自伝的エッセイでもある。
そこでは悩んだり、葛藤したり、道を見出していく彼の人生に出会うことができる。
本を通して一人の人生に出会うということは、そのまま自分の人生に向き合うということでもある。
本書を通して見出された「あなた」はあなたに何を語りかけているだろうか。
ぜひご一読いただき、その言葉に耳を傾けてもらえたらと、ささやかに願っている。




プロフィール

江坂祐輔

Author:江坂祐輔
引き込み&身体同調を基盤にして、型稽古・気功・身体操作についてご紹介しています。

これまで居合道、剣術、太極拳、気功、武術、整体、催眠などを学びながら、実践的に探究。言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションの狭間にある「ひとのつながり」に興味があります。

・武術阿吽会 上級
・EFT-Japan セラピスト

通常開催:
【型稽古の会】
型を通して心身を整える方法をお伝えします。
月1回開催。

【身体知としての気功ワークス】
カウンセラーの高石宏輔さんとともに、心理状況の変化を気功と身体感覚を通して体験していく講座。
月1~2回開催。

【平均化ワークス】
高石宏輔さんと共同で行っている講座です。内容は平均化訓練の基礎~応用の稽古までを初心者からわかりやすくお伝えしてきます。
月1~2回開催。

ご要望、ご連絡などはこちらに。

http://swiwushu.wix.com/katakeikonokai
swi_wushu@yahoo.co.jp

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